いつになったら
長く続く幸せな時間に
変わるのだろう

待ってはいない
待たされてもいない

勝手に期待してるだけ

聞けない
聞きたくない
聞いてない

何も求めてはいない

でも、求めてる
それは、我儘な答えで
先はない

先はないと思うことが
勝手な思いで

自由な時間を奪えない

染まってく
染められてく

ただ、悲しくなる
空いた時間は
すぐ埋まる

一時の幸せなひととき

愛した時間

愛した瞬間

想像や
思いつきで
想いを膨らませる

幸せな時間
苦しい時間

心の隙間は
やがて埋まって
また繰り返す

歳を重ねると
そんなことさえ忘れて
思い出に変わる

それは
甘く揺らぐ
優しい時間へ
哀愁漂う
あなたの後ろ姿に

いつまでも
翻弄されて

留まってしまう
あたしの足元

これでいい
これでいいのか

迷うから進まない

納得しないから
前に踏み出せない

何を求めて
何に期待してるの
何に迷って
何にイラつくんだろう

心の葛藤は
いつまでも延長線

届かないから
手を伸ばす

届かないから
欲しくなる

欲しいは
「欲(よく)」で出来ている


見えないから
見たくなる

見えないから
知りたくなる

好奇心はいつまでも
消えないまま

やりきれない虚しさは
きっと、いつまでも続くだろう

嘘や偽りで
固めた自分を信じても

薄く柔らかい
その嘘は
簡単に崩れていく

柔らかいから
柔軟に

薄いから
塗り替えられる

それは甘く囁いて
甘いからとろけていく

甘いからこそ
重く、ぬるついて

もがくほどに堕ちて行く

重いからこそ
堕ちるのも早く

ぬるつくからこそ
痛くはない

だから
いつも通り
嘘をついてしまうのだろう
どこへ向かう
どこに行きたい

急ぎ足は、もうやめよ

ここにいることが
あたしのすべてだから



正しいことが
すべて正しいとは限らない

自分でいいと思えることが
正しいとも限らない

だから
今を選ぶ






わかっていることを
止められたのなら
悲しくはならない

それでも
笑いたいから


それを受け入れよう









嘘をつく人は悲しい人だ
そして、可哀想な人